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清水健太郎 出所 再起なるか? [時事]

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清水健太郎 出所 再起なるか? 

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歌手で俳優の清水健太郎さんが先月までに、
服役していた刑務所を出所していました。

清水健太郎さんは、1952年生まれで福岡県出身。
1976年に「失恋レストラン」で歌手デビューし、
爆発的な大ヒットとなった。


また、ドラマ「太陽にほえろ」で俳優としてもデビューし、
当時人気ホームドラマ「ムー」「ムー一族」などのにも出演していた。

髪を短くカットし、アイロンパーマをかけた
「健太郎カット」が男性の間で流行した。



しかし、1983年大麻取締法違反で逮捕され、
執行猶予となったものの、

1986年にふたたび大麻取締法違反で逮捕、
懲役1年執行猶予4年の有罪判決を受けた。



この判決を期に、テレビなどの表舞台から消え、
Vシネマなどを中心に仕事をしていたが、

1994年、またしても大麻取締法違反及び
覚せい剤取締法違反で3度目の逮捕。



懲役1年6月の実刑判決を受けた。



出所後は誰にも相手にされず、
飲食店で皿洗いのアルバイトなどをしていた。

そんなとき、先輩俳優の力添えでふたたび
芸能界復帰が実現した。



今度こそ心を入れ替えて真面目に
やっていくだろうと誰もが思っていた矢先、
2004年5月、またしても覚せい剤取締法違反で4度目の逮捕。



実刑2年4月の判決で前橋刑務所に収監された。
芸能界で親しい間柄だった人からも、厳しい非難を浴びた。



2年後の2006年に仮釈放され、身元引受人の
新日本キックボクシング協会市原ジム会長
小泉猛の元で、再起に向け準備をしていた。



自分の体験をもとに、薬物の怖さなどをラジオ番組で語ったり、
当時、喫煙問題で騒がれた加護亜衣にエールを送ったりしていた。



そんなとき、東京で自動車を運転中に
交差点を横断していた自転車の男性と接触、
軽傷を負わせそのまま逃走してしまった。



後日、警察に出頭し逮捕される。
自動車運転過失傷害と道交法違反の罪で
懲役7月の実刑判決を受けた。



そして2010年、覚せい剤取締違反で
薬物関連では5度目の逮捕。
今回の出所につながる。




2010年に東京地裁で開かれた公判では、

「刑務所を出た時は薬物をやめられたと思い違いをしていた。
振り返ると、これまではやめる努力をしたことがなかった。
今回は薬物依存という病気を治すことに専念する」


と語っての収監であった。



2012年7月に出所となった清水健太郎さん。
はたして本当に覚せい剤をやめることができるでしょうか?



薬物の影響で歯はボロボロ、
すべて入れ歯ですと話す清水さん。

薬物の恐ろしさを知ってはいるが、強い依存症から
なかなか抜け出せないのが現状のようです。



現在は、支援者とともに社会復帰を
目指しているという清水健太郎さん。

今度こそ再起を果たしてほしいものです。


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